税務通信3627号(2020年10月26日)の記事で、被相続人の口座から引き出した現金を相続人やその家族の口座に入金していたことに加え、貸金庫にも現金を保管していたことが税務調査で発覚したとのこと。現金・預金は相続税の税務調査の主戦場と言われるほど常に厳しい調査が行われます。
金庫も確実に中身を調べられますね。以前関与した相続税の調査でも、被相続人の使用していた金庫の鍵の所在がわからず開かなかったのですが、調査官が専門業者を呼んで2~3時間かけて開きました。もともとその金庫には何も無いことがわかっていましたので特に問題はなかったのですが、とにかくきっちり調べられます。